天の香久山国見会
- 開催日
- 令和2年9月25日(金)
- 時 間
- 午前の部 午前10 時~11 時30 分
午後の部 13 時30 分~16 時30 分
式 次 第
- 午前の部
- ・主催者挨拶・来賓挨拶・奉賛芸能
- 午後の部
- ・橿原市藤原京資料室見学
・奈良文化財研究所付属藤原宮跡資料室見学
・天の香山神社参拝・境内見学
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万葉集をひもとけば、最初に詠まれている地名がほかならぬ「やまと大和」す。そして「天の香具山」。舒明天皇の国見歌と呼ばれる
歌です。天の香具山は現在アマノカグヤマとよみならわしていますが、万葉集ではアメノカグヤマとよむのが通説になっています。
ここでは、「天の香久山国見会」(これ以降は略して「国見会」と言います。)を開催する背景などを簡単ですが記載します。時は今から千三百年以上の昔。処は奈良盆地(現在の橿原市)の天の香久山。第34代天皇である舒明天皇が、香久山に登られて奈良盆地を見渡されて「国見」をされ、次のように「国見の歌」を歌われました。(万葉集の第2番目の歌)「大和には群山あれどとりよろふ天の香具山登り立ち国見をすれば(以下省略)」国見会は、この歴史にちなんで開催されるものであります。そして、舒明天皇が「国見の歌」で歌われ、そして望まれた国の平和と人々の幸せを祈る気持ちを、現代に蘇らせることを願って、毎年開催されます。そのために、午前中は、奉賛芸能を演奏するとともに、地元に鎮座する天の香山神社の宮司の講演等を通して、香久山周辺の橿原、明日香の歴史や風土を学ぶ内容となっています。午後は、現地講座として、藤原京資料室や藤原京跡資料室を見学し、天の香山神社を訪れ、天気がよければ香久山の国見の丘に登ります。以下のページで、今までの国見会の様子などをご覧下さい。